フィルムカメラ買取額アップ術ブログ

マミヤ C330 (C330f, C330S, C220)|今でも人気が高く堅実な買取価格

国産二眼レフの代表機種として今でも堅実な買取価格

二眼レフと言えばやはりローライフレックスが王様ではありますが、次に続く機種を挙げるとすれば、今回のマミヤのC330シリーズ(Mamiya C330 Professional)と言えるのではないでしょうか。

往時は、リコーのリコーフレックス、ミノルタのオートコード、ヤシカマットなどの国産二眼レフも多数登場しましたが、今現在で二眼レフの選択肢としては、ローライフレックスを除けばこのC330シリーズが最有力になるでしょう。

他の国産二眼レフの機種たちが現在ではかなり安い買取相場となっている中、ほとんど唯一と言って良い今でもしっかり価格が付く国産二眼レフとなっています。また、普及版のC220も、C330ほどではないですが、今でも人気があります。


マミヤ二眼レフの最終シリーズの三桁モデルたち

C330(C330プロフェッショナル)

1969年発売。前身のC33プロフェッショナルの後継機。ボディを軽量化し、セルフコッキング機構を備えたセミオートマット式。120/220フィルムの両方に対応。ファインダー交換可能。

C330f(C330プロフェッショナルf)

C330をベースに、セルフタイマーやメモホルダーの追加、ファインダーフードのワンタッチ化などの改良が加えられた。

C330S(C330プロフェッショナルS)

C330の最終形かつマミヤ二眼レフ最後の機種。ダイキャストだったボディーがプラスチック化されさらに軽量になった。繰り出しロック装置が復活。

C220(C220プロフェッショナル)

前身のC22プロフェッショナルの後継機。発売はC330より先だが、機能的にはC330の小型・軽量化され機能を絞った簡易版。

C220f(C220プロフェッショナルf)

C330fからセルフコッキングとセルフタイマーを省いた普及版。


これで買取査定額アップ!!マミヤ C330シリーズを高く売るコツとは?

付属品で査定アップ

二眼レフで唯一のレンズ交換式機種ですので、レンズが複数付属していたり別売りファインダーがあれば、やはりそれだけ査定アップにつながります。

レンズの状態には注意が必要

古いフィルムカメラの機種には共通することですが、やはりこのC330シリーズでもレンズのカビやクモリ、シャッターの粘りなどには注意が必要です。


※上記チェックポイントはあくまでも当店の基準となります。


くらべて分かる!イシイカメラのマミヤ C330シリーズの高額買取価格!

もちろんマミヤ C330シリーズも高額買取いたします!他店参考価格と比べてみてください!

C330 ボディ

【イシイカメラ最高買取価格】15,000円

大手カメラ店参考買取価格 約5,000円~6,000円

C330 ボディ + 80mm F2.8 レンズ セット

【イシイカメラ最高買取価格】25,000円

大手カメラ店参考買取価格 約10,000円~12,000円

C330f ボディ

【イシイカメラ最高買取価格】20,000円

大手カメラ店参考買取価格 約10,000円

C330f ボディ + 80mm F2.8 レンズ セット

【イシイカメラ最高買取価格】30,000円

大手カメラ店参考買取価格 約15,000円~17,000円

C330S ボディ

【イシイカメラ最高買取価格】30,000円

大手カメラ店参考買取価格 約7,000円~8,000円

C330S ボディ + 80mm F2.8 レンズ セット

【イシイカメラ最高買取価格】40,000円

大手カメラ店参考買取価格 約12,000円~15,000円

C220 ボディ

【イシイカメラ最高買取価格】10,000円

大手カメラ店参考買取価格 約3,000円~4,000円

C220 ボディ + 80mm F2.8 レンズ セット

【イシイカメラ最高買取価格】20,000円

大手カメラ店参考買取価格 約5,000円~10,000円

C220f ボディ

【イシイカメラ最高買取価格】10,000円

大手カメラ店参考買取価格 約3,000円~4,000円

C220f ボディ + 80mm F2.8 レンズ セット

【イシイカメラ最高買取価格】20,000円

大手カメラ店参考買取価格 約7,000円~12,000円


新品同様品などであれば、さらに高値が付く場合もあります!お気軽にお電話でのお問合せ、買取査定お申込みください!

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【機種紹介】マミヤ C330 とは?

唯一のレンズ交換式二眼レフ。国産二眼レフの代表機種

マミヤの二眼レフの歴史は、マミヤフレックス(オートマット)シリーズに始まります。その時代は他の二眼レフの機種と同じくレンズ一体型のカメラでした。そして、二眼レフの生産がピークになった1950年代後半に入り、35mm一眼レフが台頭してきました。

本来であれば、一眼レフに需要を奪われここでマミヤの二眼レフも終焉を迎えてもおかしくなかったのですが、マミヤは当時のプロカメラマンなどの意見を取り上げ、世界初のレンズ交換式の二眼レフ「マミヤフレックス C プロフェッショナル」を開発。ここにC330までつながるマミヤCシリーズが誕生することになりました。

当初はむしろ海外の映画産業やファッション業界などでの評価が高く、逆輸入する形で日本国内でもじわじわと人気が上がってきました。その後もC3(C2)シリーズ、C33(C22)シリーズ、そしてC330(C220)シリーズへと改良を重ね、ロングセラーモデルとして平成の時代に入るまで生産が続けられました。



著者:Akihiko Suda

著者:Akihiko Suda

イシイカメラ 主任、鑑定士。「僕が知らないカメラやレンズはこの世には存在しません」と豪語する、フィルムカメラをこよなく愛する30代オッサン予備軍。レアでマニアックなフィルムカメラやオールドレンズを見ると極度に興奮してしまう生粋のマニア体質。大好物の超レアな機種の査定のお申し込みがあった際に、うっかりかなり高く査定を付けてしまうときがあることがたまにキズ(笑)

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