オリンパス OM-4 (Ti)｜買取価格は緩やかに上昇中
オリンパスのフィルム一眼レフの完成形。現在は緩やかに買取価格上昇中
発売当時はハイエンド一眼レフとしてやはり非常に高価なカメラでした（OM-4は109,000円、OM-4 Tiは129,000円）。
買取価格は一昔前よりは若干ですが上昇傾向にあります。しかし、ライバル機種のニコン F3、キャノン New F-1、ペンタックス LXなどと比べると安めの買取相場となっていることは否めません。
ほとんど同時期に発売された機械式の「OM-3」は、その希少性もあり、かなり高額の中古相場となっていますが、このOM-4も他のライバル達と比べても遜色のない完成されたカメラですので、今後に期待したいところです。
3種類あるOM-4のチタンモデル
OM-4 Ti チタンカラー
1986年に発売された最初のチタンモデル。専用ストロボ使用により、1/2000秒まで全速同調するフルフラッシュシステム機能を追加。「白チタン」などと呼ばれることもあります。
OM-4 Ti ブラック
1989年発売のチタンモデルの黒塗装バージョン。OM-4シリーズの中では一番人気があります。
OM-4 T
海外向けに発売されたOM-4 Tiは「OM-4 T」と言う名称で販売されていました。どちらのカラーも存在していますが、OM-4 Tiと比べると人気が低く、査定も低くなります。
これで買取査定額アップ！！オリンパス OM-4 (Ti)を高く売るコツとは？
外装は弱め
この頃のフィルムカメラは大体そうではありますが、やはり外装はハゲやすくできているようです。日頃から丁寧に扱って劣化を最上限に抑えたいところです。
付属品完備の状態の良いものは高額買取
全体的にそれほど高くはない買取相場のOM-4（Ti）ですが、やはり当時の付属品がほとんど揃っていてカメラ自体の保存状態も非常に良い新品同様のものはかなり高額となっています。
※上記チェックポイントはあくまでも当店の基準となります。
くらべて分かる！イシイカメラのオリンパス OM-4 (Ti)の高額買取価格！
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オリンパス OM-4
【イシイカメラ最高買取価格】20,000円
大手カメラ店参考買取価格 約13,000円
オリンパス OM-4 Ti チタンカラー
【イシイカメラ最高買取価格】35,000円
大手カメラ店参考買取価格 約30,000円
オリンパス OM-4 Ti ブラック
【イシイカメラ最高買取価格】30,000円
大手カメラ店参考買取価格 約25,000円
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【機種紹介】オリンパス OM-4 (Ti) とは？
オリンパスらしいコンパクトなボディと精密なつくり
ルーツである1972年発売のOM-1から始まったOMシステムは、奇数は機械式、偶数は電子シャッター式として住み分けながら、OM-2、そしてOM-3とこのOM-4へと改良されてきました。
もともと顕微鏡や内視鏡のメーカーとして出発したオリンパスですが、OMシリーズは一眼レフカメラにおいても総合的に撮影できる、小さくて使いやすい「システムカメラ」として開発されてきました。
電子シャッター式カメラOM-2の後継機であるOM-4は「撮影者の意思を最優先にする自動露出機構」というコンセプトのもと、反射式露出計の限界に挑んだマルチスポット測光がウリでした。
OM-4が登場した時期はMFフィルムカメラが円熟した時期で、このOM-4もそんなMFフィルムカメラの到達点の一台だったと言えるでしょう。
