フィルムカメラ買取額アップ術ブログ

リコー GR1 (GR1s、GR1V、GR21)|買取価格上昇中の異色の高級コンパクト

高級コンパクトの一員として例に漏れず買取価格上昇中

こちらも高級コンパクトフィルムカメラの一員であるリコーのGR1シリーズ。他のライバルたちと同じく、近年買取価格が上昇中です。その流れは下位モデルである「GR10」や派生モデルの「GR21」にも波及しています。

ライバルたちが"高級"コンパクトの名前の通り、見た目も豪華な高級感のあるモデルが揃っているわけですが、このGR1シリーズは質実剛健、パッと見に高級感はありません。しかし肝心のカメラとしての性能は高く、今でも愛用者がたくさん存在します。


廉価版の「GR10」、超広角レンズ搭載の「GR21」などのバリエーション

GR10

絞り優先AEがなくなりプログラムAEのみになるなど、GR1をコストダウンして買い易くしたモデル。外装は他のGRシリーズのマグネシウムではなくアルミニウム製。カラーはシルバーのみ。

GR1s

GR1のマイナーチェンジモデル。専用花形レンズフードやフィルターが装着可能になりました。暗い場所でファインダーイルミネーションが点灯する機能も追加。

GR1V

GRシリーズの最終形。GR1sをベースに、マニュアルフォーカスでも使えるようになりました。その他、オートブラケット機能、マニュアルフィルム感度設定なども追加。

GR21

GR1のレンズを超広角の21mm F3.5に置き換えたモデル。コンパクトカメラで21mmのレンズを搭載した初めてのモデル。画面周辺までシャープに描写する超高性能レンズと評価が高いレンズです。


これで買取査定額アップ!!リコー GR1(GR1s、GR1V、GR21)を高く売るコツとは?

液晶漏れに注意

シリーズ通して液晶部分が弱いようです。角の方が少し黒くなっている軽度な症状から、文字欠けしてしまっている状態などがあります。いわゆる持病ですので、致し方ないところではあります。

デート機能の有無やボディカラーの違い

廉価版のGR10や広角レンズのGR21にはないですが、各モデルともデート機能の有無の違いがあります。基本的にはデート機能の有無は査定には影響はありません。また、同じくGR10とGR21以外はシルバーとブラックのボディカラーがありますが、こちらも色による買取価格の違いはありません。

レンズのみバージョンも高額買取

ライバルであるミノルタTC-1と同じく、搭載されているGRレンズが非常に素晴らしい描写力と好評だったため、ライカLマウントのレンズのみのバージョンも販売されました。通常レンズの「GR 28mm F2.8」レンズ、超広角の「GR 21mm F3.5」レンズもどちらも高額買取になります。どちらもシルバーとブラックのカラーがありますが、ブラックの方がより高額になります。


※上記チェックポイントはあくまでも当店の基準となります。


くらべて分かる!イシイカメラのリコー GR1(GR1s、GR1V、GR21)の高額買取価格!

もちろんリコー GR1(GR1s、GR1V、GR21)も高額買取いたします!レンズのみバージョンも高額買取!他店参考価格と比べてみてください!

リコー GR1(デート)

【イシイカメラ最高買取価格】35,000円

大手カメラ店参考買取価格 約2,000円~約20,000円

リコー GR1s(デート)

【イシイカメラ最高買取価格】45,000円

大手カメラ店参考買取価格 約35,000円~約40,000円

リコー GR1V(デート)

【イシイカメラ最高買取価格】110,000円

大手カメラ店参考買取価格 約100,000円

リコー GR21

【イシイカメラ最高買取価格】110,000円

大手カメラ店参考買取価格 約100,000円

リコー GR10

【イシイカメラ最高買取価格】25,000円

大手カメラ店参考買取価格 約20,000円

リコー GR 28mm F2.8 レンズ

【イシイカメラ最高買取価格】60,000円

大手カメラ店参考買取価格 約40,000円

リコー GR 21mm F3.5 レンズ

【イシイカメラ最高買取価格】90,000円

大手カメラ店参考買取価格 約40,000円~約60,000円


新品同様品などであれば、さらに高値が付く場合もあります!お気軽にお電話でのお問合せ、買取査定お申込みください!

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【機種紹介】リコー GR1(GR1s、GR1V、GR21)とは?

「撮る」ことに集中した異色の高級コンパクトカメラ

GR1の発売は1996年。遡ること2年前、1994年にGR1シリーズの前身となるコンパクトオートフォーカスカメラ「R1」が発売されましたが、このR1のユーザーからの不満点などを改良して生まれ変わったのが、このGRシリーズです。

当時は高級コンパクトカメラブームで、各社ともこぞって高級コンパクトを開発していましたが、その中でもこのGRシリーズは異彩を放っていました。他社が高級感を出したカメラを作り出す中、見た目より使いやすさを重視して、重さもライバルたちと比べるとかなり軽く抑えています。

高級コンパクトカメラブームが去り、デジタルカメラの時代に移行した後でも、そのフォルムは今も「GR」の名前とともに引き継がれています。



著者:Akihiko Suda

著者:Akihiko Suda

イシイカメラ 主任、鑑定士。「僕が知らないカメラやレンズはこの世には存在しません」と豪語する、フィルムカメラをこよなく愛する30代オッサン予備軍。レアでマニアックなフィルムカメラやオールドレンズを見ると極度に興奮してしまう生粋のマニア体質。大好物の超レアな機種の査定のお申し込みがあった際に、うっかりかなり高く査定を付けてしまうときがあることがたまにキズ(笑)

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