フィルムカメラ買取額アップ術ブログ

コンタックス G2|人気復活、見直される高いポテンシャル。買取価格も上昇中

替えの効かないAFレンジファインダー機として人気復活

前身機種であるG1は、T2に並ぶコンタックスの大ヒット機種でしたが、G1に関しては現在の中古カメラ市場ではかなり安い価格で取引されています。

しかし、このG2は違います。昨今、中判カメラやいわゆる高級コンパクトフィルムカメラが価格上昇のメイン機種ですが、レンジファインダー機種としては珍しくこのG2も同様に買取価格が急上昇しています。

ちなみに、G2とG1を発売当時の新品価格で比べると2万円の価格差しかなく(G2=163,000円、G1=143,000円)、発売時期も2年しか違いがありません。G1と比べるとよほどG2の方が優秀だという証でしょう。

T2などと同様に、現代でも通用するコンタックス流のその洗練されたデザインも人気再燃の一因であることは間違いないでしょう。


希少なブラックカラーは高額買取

バリエーションはあまりなく、基本はデータバック付きの「G2D」のみですが、限定販売されたブラックはセットで販売されたブラック外装のレンズも含め大幅に価格が上がります。

G2D

裏蓋にデータバックを装着したモデルは機種名の後に"D"を付けてG2Dと呼びます。

ブラックカラーモデル

1997年に1000台限定で発売。28mm、45mm、90mmのレンズとTLA200のセットとして販売されました。


これで買取査定額アップ!!コンタックスG2を高く売るコツとは?

付属品はどれだけ揃っているか?

他のフィルムカメラと同様ではありますが、元箱など付属品が揃っていれば査定アップとなりますが、G2の場合は別売りのフラッシュも使用していた方も多いと思いますので、フラッシュ付きの場合も査定アップとなります。

レンズもセットが理想的

このG2は専用の交換レンズを使用するので、実際に使っていた方はレンズもお持ちの場合がほとんどかと思います。専用レンズ群もしっかり値段は付きますので、一緒に買取に出すことをおすすめします。


※上記チェックポイントはあくまでも当店の基準となります。


くらべて分かる!イシイカメラのコンタックスG2の高額買取価格!

もちろんコンタックスG2も高額買取いたします!G用のレンズ群もぜひご一緒に。他店参考価格と比べてみてください!

G2

【イシイカメラ最高買取価格】85,000円

大手カメラ店参考買取価格 約70,000円

G ホロゴン 16mm F8 ※ファインダー付きの場合

【イシイカメラ最高買取価格】75,000円

大手カメラ店参考買取価格 約60,000円~65,000円

G ビオゴン 21mm F2.8 ※ファインダー付きの場合

【イシイカメラ最高買取価格】30,000円

大手カメラ店参考買取価格 約25,000円

G ビオゴン 28mm F2.8

【イシイカメラ最高買取価格】25,000円

大手カメラ店参考買取価格 約13,000円~20,000円

G プラナー 35mm F2

【イシイカメラ最高買取価格】35,000円

大手カメラ店参考買取価格 約18,000円~25,000円

G プラナー 45mm F2

【イシイカメラ最高買取価格】35,000円

大手カメラ店参考買取価格 約16,000円~25,000円

G ゾナー 90mm F2.8

【イシイカメラ最高買取価格】10,000円

大手カメラ店参考買取価格 約5,000円

G バリオゾナー 35-70mm F3.5-5.6

【イシイカメラ最高買取価格】25,000円

大手カメラ店参考買取価格 約15,000円

G2 ブラック ボディのみ

【イシイカメラ最高買取価格】160,000円

大手カメラ店参考買取価格 約120,000円


新品同様品などであれば、さらに高値が付く場合もあります!お気軽にお電話でのお問合せ、買取査定お申込みください!

>> その他のコンタックスの買取商品一覧はこちら



【機種紹介】コンタックス G2 とは?

ライカM型の牙城も揺るがした、「T2」に匹敵するコンタックスの大ヒット機種「G1」の後継機

高級コンパクトカメラのTシリーズと同様に高級レンジファインダーという市場を開拓した前身のG1。当時の一眼レフ全盛の時代において、レンジファインダーとして生き残っていたのはライカのM型くらいでした。

そんな中の1994年、G1はAFレンジファインダーという全く新しいジャンルのカメラとして登場しました。そしてそのG1を、AF高速化、静寂性の向上など大幅に性能アップをして2年後に発売されたのがこのG2です。

当時はライカブーム真っ只中で、このG2は「自動化したM型ライカ」のような位置付けになり、ライカファンをも取り込みました。

「AFレンジファインダー」というカテゴリーにおいて直接的なライバル機が存在せず、カール・ツァイスレンズの人気、そしてAF、AEで使いやすいレンジファインダーカメラとして現在でもその地位は揺るぎません。



著者:Akihiko Suda

著者:Akihiko Suda

イシイカメラ 主任、鑑定士。「僕が知らないカメラやレンズはこの世には存在しません」と豪語する、フィルムカメラをこよなく愛する30代オッサン予備軍。レアでマニアックなフィルムカメラやオールドレンズを見ると極度に興奮してしまう生粋のマニア体質。大好物の超レアな機種の査定のお申し込みがあった際に、うっかりかなり高く査定を付けてしまうときがあることがたまにキズ(笑)

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