ニコン F3シリーズ (F3HP、F3P、F3T 他)|買取相場は上昇中
ベーシックな2モデル(F3アイレベル、F3HP)の価格は上昇中
Nikon F3には、F3HP(ハイアイポイント)、F3T(チタン)、F3P(プレス)などの多くのバリエーションがありますが、最も普及しているF3アイレベル、F3HPの2モデルは買取相場が上昇中です。
ロングセラーでニコンの代表的なフィルムカメラの一つでもあり、中古市場にもかなり多くの数が出回っていますが、中古価格は一時はかなり下がっていました。その時期に比べると価格は持ち直してきています。F3TやF3Pなどに関しても、最近は価格が上昇してきています。
また、商品の状態により大きく査定額が変わる機種でもあります。
報道モデル、チタンモデルなどのバリエーション
F3HP(ハイアイポイント)
F3から2年後に発売された、ハイアイポイントファインダーDE-3を搭載したモデル。接眼窓から25mmほど離れても全視野が見渡せ、眼鏡をかけた状態でも像が見やすいファインダーです。
F3T(チタン)
F3HPをベースに外装をチタンとしたモデル。F3Pど同様に各部の防滴・防湿が施されていて実質的にはプロ仕様機。ファインダーはハイアイポイント仕様でチタン外装のDE-4。
F3P(プレス)
報道カメラマンやプロカメラマンの要望を取り入れたニコン初のプロ仕様量産モデル。セルフタイマーや多重露出レバーを省略し、耐久性、防滴・防湿性能の強化などがされている。ファインダーはハイアイポイントファインダーDE-5。
F3 リミテッド
F3Pの一般向け限定モデル。スペックはF3Pと同様ですが、ボディ外装や、同梱のストラップにも「Limited」の刻印があります。
F3H
アトランタオリンピックが開催された1996年に限定受注生産された、F3Pをベースにした高速連射用のF3。専用モータードライブMD-4Hとの併用で、最高13コマ/秒の連続撮影が可能。36枚撮りフィルムを約2.6秒で撮りきるハイスピード。アイレベルファインダーDE-5を搭載。生産台数は500台程度。
これで買取査定額アップ!!ニコン F3 (F3HP、F3P、F3T 他)を高く売るコツとは?
付属品が残っていて状態が良いものは、かなりの高額査定に
非常に数多くの台数が中古市場にも出回っているF3ですが、やはり元箱など当時の付属品が残っていて、かつ非常に良い状態のまま保管されている個体は少ないです。その分、そういった良い状態であれば、かなりの高額査定となります。
モータードライブ MD-4 付きは若干査定アップ
F3シリーズと言えば、モータドライブのMD-4も使用している方も多いかと思います。MD-4が付属している場合は若干の査定アップとなります。
シリアルナンバー199万番台、200万番台は査定アップ(F3HP)
F3HPのシリアルナンバーはおおよそ200万超で最後となります。つまり、それに近いシリアルナンバーの個体は製造年月が新しいということになります。約20年間販売され続けてきた機種ですので、なるたけ新しい個体が好まれる傾向があります。
※上記チェックポイントはあくまでも当店の基準となります。
くらべて分かる!イシイカメラのニコン F3 (F3HP、F3P、F3T 他)の高額買取価格!
もちろんニコン F3 (F3HP、F3P、F3T 他)も高額買取いたします!他店参考価格と比べてみてください!
ニコン F3
【イシイカメラ最高買取価格】35,000円
大手カメラ店参考買取価格 約10,000円~30,000円
ニコン F3HP(ハイアイポイント)
【イシイカメラ最高買取価格】40,000円
大手カメラ店参考買取価格 約20,000円~35,000円
ニコン F3T(チタン) シルバー or ブラック
【イシイカメラ最高買取価格】60,000円
大手カメラ店参考買取価格 約40,000円
ニコン F3P(プレス)
【イシイカメラ最高買取価格】70,000円
大手カメラ店参考買取価格 約30,000円~60,000円
ニコン F3 リミテッド
【イシイカメラ最高買取価格】55,000円
大手カメラ店参考買取価格 約40,000円
ニコン F3H + MD-4H
【イシイカメラ最高買取価格】400,000円
大手カメラ店参考買取価格 約150,000円~350,000円
新品同様品などであれば、さらに高値が付く場合もあります!お気軽にお電話でのお問合せ、買取査定お申込みください!
【機種紹介】ニコン F3 とは?
20年にわたるロングセラー機。’80年代を象徴する名機。
F3はニコンとして初めて電子制御式のシャッターと絞り優先モードを搭載したフラッグシップ機でした。堅牢なボディ、良質なファインダー、高い精度などを高レベルで実現した非常に完成度の高いマニュアルフィルムカメラです。
スペースシャトル「コロンビア号」に搭載されるカメラとしても発注され、外装を金属にし、反射防止ペイントを施した特別仕様モデルとして宇宙空間でも使用されました。当時、電子制御化に懐疑的だったユーザーも、この”NASA指定”を受け安心したという話もあります。
アルファロメオやBMW、マセラティなども手がけているジョルジェット・ジウジアーロが手がけたデザインも、美しさと使いやすさを両立させた秀逸なもの。奇をてらうことのない、流麗で飽きの来ない、職人技が感じられる機能美を体現しています。