フジフィルム GW690 / GSW690 (II、III)|買取価格上昇中の希少な69中判
希少な6X9判の中判カメラとして人気も価格も上昇中
中判カメラと言えば、6X7、6X6、6X4.5判が主流ですが、このGW(GSW)シリーズは希少な6X9判の中判カメラとなります(一応は6X7、6X8判もあり)。他に有力な6X9判のライバルがいないため、6X9判の中判が欲しいとなれば、ほぼこのGW(GSW)シリーズ一択になります。
そんな事情や最近の中判人気もあって、買取価格もかなり上昇してきています。中古市場にも比較的多く供給されている機種ですが、それでもなお価格は上昇を続けています。
6x9判と言うのは、35mmフィルムと同じ縦横比で、それをかなり大画面・高画質したサイズになり、フィルムサイズの点で言っても使いやすいということで使う方も多いようです。
2タイプのレンズ、3タイプのフィルムサイズ
「GW」シリーズは標準、「GSW」シリーズは広角レンズを搭載したモデルです。どちらも初代、II、IIIと3代目まで進化・改良を続け作り続けられました。GWもGSWも世代が同じなら見た目は名前の刻印とレンズの違い以外は基本同じです。
初代は「フジカ」というブランドネームを冠していましたが、2代目からはなくなり、そして三代目になると見た目がにガラッと変わりだいぶ現代的な外観となりました。
そして、数は690シリーズと比べると非常に少なくなりますが、「680」と「670」シリーズも存在します。名前からお分かりのように、680は6X8判、670は6X7判になり、基本的にはフィルムサイズが違うだけで他は690シリーズと変わりません。
670シリーズは標準レンズのGW670 IIとGW670 IIIが、680シリーズは標準と広角の3代目のみのGW680IIIとGSW680IIが存在します。
これで買取査定額アップ!!フジフィルム GW690 / GSW690 (II、III)を高く売るコツとは?
外装などは意外に脆い部分も
外装はプラスチック製のため、軽量化には貢献するも金属製のカメラと比べるとやはり脆い側面があります。シャッターレバーが折れて無くなってしまっている個体も度々見かけます。塗装も剥げやすいので、気を付けて扱って劣化を最小限に抑えたいところです。
底部カウンター数が少ないものは査定アップ
GW(GSW)シリーズには底部にカウンターが付いていますが、この数値が小さい(使用頻度が少ない)ものは査定アップとなります。しかし、このカウンターは3桁のみで、1000を超えると一周して0に戻るので、外観など使用状況から判断して一周以上している可能性が高いものは対象外となります。
GSWシリーズの方が買取価格は高い
標準レンズの「GW」シリーズよりも、広角レンズ搭載の「GSW」シリーズの方がやや買取価格は高くなります。全ての機種の中でも「GSW690II」が一番の高値となっています。
※上記チェックポイントはあくまでも当店の基準となります。
くらべて分かる!イシイカメラのフジフィルム GW690 / GSW690 (II、III)の高額買取価格!
もちろんGW690 / GSW690も高額買取いたします!もちろん670や680もです!他店参考価格と比べてみてください!
フジフィルム GW690
【イシイカメラ最高買取価格】45,000円
大手カメラ店参考買取価格 約15,000円
フジフィルム GW690 II
【イシイカメラ最高買取価格】60,000円
大手カメラ店参考買取価格 約15,000円
フジフィルム GW690 III
【イシイカメラ最高買取価格】75,000円
大手カメラ店参考買取価格 約20,000円
フジフィルム GSW690
【イシイカメラ最高買取価格】45,000円
大手カメラ店参考買取価格 約15,000円
フジフィルム GSW690 II
【イシイカメラ最高買取価格】60,000円
大手カメラ店参考買取価格 約20,000円
フジフィルム GSW690 III
【イシイカメラ最高買取価格】75,000円
大手カメラ店参考買取価格 約30,000円
フジフィルム GW670 II
【イシイカメラ最高買取価格】90,000円
大手カメラ店参考買取価格 約20,000円
フジフィルム GW670 III
【イシイカメラ最高買取価格】110,000円
大手カメラ店参考買取価格 約30,000円
フジフィルム GW680 III
【イシイカメラ最高買取価格】80,000円
大手カメラ店参考買取価格 約25,000円
フジフィルム GSW680 III
【イシイカメラ最高買取価格】65,000円
大手カメラ店参考買取価格 約30,000円
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【機種紹介】フジフィルム GW690 / GSW690 とは?
集合写真の定番だった中判レンジファインダーカメラ
当時は集合写真と言えば、このGW690(GSW690)が良く使われたものでした。集合写真ひとりひとりの顔を鮮明に撮るため、切れ味鋭い高性能フジノンレンズを搭載しています。今でもプロや写真作家に愛用され続ける6×9判の中判レンジファインダーカメラです。
もともと営業用に開発されたため、中判でも一番大きなフィルムサイズとはいえ、極端に巨大になったり重くなったりということを避け、極力軽く、操作系統もシンプルにして現場で取り回しがしやすいように設計されています。
初代が登場したのは1978年。以後、二代目、三代目と改良を続けてきましたが、基本性能は初代からほとんど変わっていません。それだけ最初から完成されていたカメラだったということかと思います。