ハッセルブラッド 503CW|500Cシリーズの中では最高値の買取価格
500Cシリーズの最終機種として最近まで生産されていたため買取価格はまだ高め
503CWは500Cシリーズの最終モデルとして、フィルムカメラとしてはつい最近と言ってもよい2013年まで販売されていました。
もちろん古いモデルでも相場が下がらなかったり、むしろ上がったりする機種もありますが、やはり新しい機種として新品時の価格も高く年月もそれほど経過していないので、買取相場もまだ高い状態となっています。
前身モデルの500C/Mや503CXがこなれた価格で世代が違くともほとんど変わらない価格となっていますが、その後継機の503CWはまだまだ高めの相場です。
ミレニアムキット、ワールドカップ記念、異色のカラーモデルもある限定版
503CW ミレニアムキット
2000年発売。ブランド名や機種名は金色に施され、側面にミレニアムのプレートが追加されています。
503CW 2002ワールドカップ記念
ワインレッドのような臙脂色のような渋いボディにゴールドのエンブレムを施した限定モデル。側面にはワールドカップのプレートが配置されています。
503CWD Anniversary kit
創設者であるビクター・ハッセルブラッド博士の生誕100周年を記念して500台限定で発売。デジタルバック「CFV」と CFE 80mm F2.8 レンズが付属。
503CW カラーモデル
レッド、ブルー、フォレストグリーン、イエローの4色があった特別モデル。デジカメ時代を意識した色使いの限定モデルでしたが、発売当時はあまり人気はなく、中古でもなかなか見かけません。
これで買取査定額アップ!!ハッセルブラッド503CWを高く売るコツとは?
ハッセル共通の付属品の違い
500C/Mや503CXなどと同様に、フィルムマガジン、ファインダーなどどれが付属しているかで買取価格は変動します。フィルムマガジンはA12以外だと少し下がります。A12も新しいモデル(IV型)が理想です。ファインダーならTTLファインダーが付属していれば査定アップとなります。
パルパス材のヒビ割れがあっても基本的には大丈夫
503CXなどと同様に、ハッセルブラッドの不具合として良く聞くパルパス材(ボディ内の内面反射を抑えるために貼られた材料)のヒビ割れですが、さすがに年月が経過しているためこの症状が出てしまっていることが多いと思います。しかし、実用レベルではパルパス割れがあっても基本的に影響はないので査定結果には影響しません。
色の違いで買取価格に差は出ない
500C/Mや503CXなどと同様に、ブラックとシルバー(クローム)がありますが、503CWも色の違いで買取価格に差はありません。
※上記チェックポイントはあくまでも当店の基準となります。
くらべて分かる!イシイカメラのハッセルブラッド503CWの高額買取価格!
もちろんハッセルブラッド503CWも高額買取いたします!まだまだ高めの相場です。他店参考価格と比べてみてください!
503CW ボディのみ
【イシイカメラ最高買取価格】150,000円
大手カメラ店参考買取価格 約100,000円
503CW ボディ + フィルムマガジン
【イシイカメラ最高買取価格】160,000円
大手カメラ店参考買取価格 約100,000円
503CW ボディ + フィルムマガジン + CF 80mm F2.8 レンズ
【イシイカメラ最高買取価格】235,000円
大手カメラ店参考買取価格 約160,000円
503CW ボディ + フィルムマガジン + CFE 80mm F2.8 レンズ
【イシイカメラ最高買取価格】260,000円
大手カメラ店参考買取価格 約170,000円
503CW カラーモデル A12フィルムマガジン セット(各カラー)
【イシイカメラ最高買取価格】280,000円
大手カメラ店参考買取価格 約160,000円
503CW ミレニアムキット CFE 80mm F2.8 + A12 セット
【イシイカメラ最高買取価格】400,000円
大手カメラ店参考買取価格 約350,000円
503CW 2002ワールドカップ記念 CFE 80mm + F2.8 A12 セット
【イシイカメラ最高買取価格】400,000円
大手カメラ店参考買取価格 約250,000円
503CWD Anniversary kit
【イシイカメラ最高買取価格】320,000円
大手カメラ店参考買取価格 約280,000円
新品同様品などであれば、さらに高値が付く場合もあります!お気軽にお電話でのお問合せ、買取査定お申込みください!
【機種紹介】ハッセルブラッド 503CWとは?
ハッセルVシステムの最終形かつ完成形。2013年まで製造された長寿機種
1996年に発売されてから、2013年まで製造が続けられたVシステムの最終モデルです。製造期間の長さという意味では500C/Mと並ぶ長さでした。
基本性能は1957年に発売された初代の500Cの頃からこの503CWまで特別な変更はありません。それだけこのVシステム並びに500シリーズは最初から完成されていたカメラだったと言ってよいでしょう。
前身の503CXからの大きな変更としては、専用のワインダーが装着可能になったこと、ほぼすべてのレンズでミラー切れによるケラレがなくなったことの2点でしょう。
Phase Oneなどのデジタルバックを使えば中判デジタル一眼レフとしても楽しめます。