ニコン Nikon F5｜以前と比べると買取価格は上昇中か
中古相場はここに来て上昇の兆し
後継機のニコン F6と比べると、やや中古相場も低いニコン F5ですが、最近は価格上昇の兆しが見え始めています。特に当時の付属品や元箱なども残っていて本体も綺麗な状態を保っている個体は貴重になってきています。
このF5には50周年記念モデルという限定モデルがありますが、以前はかなり高額で取引されていましたが、こちらは近年はやや下落傾向にあります。ただ2000台しか生産されていないので、今後は出回る数も少なくなり再度上昇する可能性も十分にあるかと思います。
限定モデルと弟分
F5 50周年記念モデル
1948年のNikon I型カメラ発売から50周年を記念して、1998年6月に2000台限定で発売されたF5の特別モデル。旧ニコンロゴをあしらい、ボディ上部やグリップがチタングレーに変更されています。
これで買取査定額アップ！！ニコン F5 (& F100)を高く売るコツとは？
アクセサリー付属で査定アップ
F5には多数のアクセサリーが用意されていました。各種ファインダー、交換スクリーンなどもありますが、特に買取価格に貢献するのはデータバック MF-28です。お持ちの方はぜひ一緒に査定に出してみてください。
前期型と後期型
F5には前期型と後期型が存在します。一般的に310～320万番以降のシリアルが後期型と言われています。後期型は元箱も違い、上面からではなく正面（面積の大きい面）から開けるタイプになっています。後期型の方がやや査定アップとなります。
※上記チェックポイントはあくまでも当店の基準となります。
くらべて分かる！イシイカメラのニコン F5 の高額買取価格！
もちろんニコン F5 (& F100)も高額買取いたします！他店参考価格と比べてみてください！
ニコン F5
【イシイカメラ最高買取価格】30,000円
大手カメラ店参考買取価格 約10,000～15,000円
ニコン F5 50周年記念モデル
【イシイカメラ最高買取価格】65,000円
大手カメラ店参考買取価格 約40,000円～50,000円
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【機種紹介】ニコン F5 とは？
実質的なニコンF一桁フラッグシップ機の最終形
ニコン F5は、実質的に最後のニコンF一桁の35mmフィルムフラッグシップ機だといえます。後継機のF6が登場する頃には、デジタル化の流れが明らかとなっていて、F伝統のファインダー交換もF6ではできなくなったからです。
また、F5からシャッター速度ダイヤルを廃し、現代の一眼レフにつながる上面液晶と電子ダイヤルを採用しています。ダイキャストボディの堅牢性、15万回耐えるシャッター耐久性、3D-RGBマルチパターン測光を用いた露出の正確さなど、当時のプロ機として随一の性能を誇っています。
唯一の難点といえば、やはりバッテリーグリップを一体化したための大きさと重さ。ゆえに、その後にF5を軽量化したF100が発売されることになります。測光方式や連射性能などでF5に劣る部分はあるものの、あえて軽快なF100を選ぶプロカメラマンも多かったようです。
