コンタックス RTS (II, III)｜買取相場は上昇傾向
以前よりも中古相場や買取相場は上昇傾向
コンタックスと言えば、近年はT2やT3などのコンパクトフィルムカメラやG2などのレンジファインダーの中古相場がかなり高騰してきていますが、このRTSシリーズ（Contax RTS / II / III）に関しては、以前は中古相場や買取相場に大きな変動はありませんでしたが、昨今は上昇傾向にあります。
価格相場的には、同時期に発売された他社フラッグシップモデルと比べると、低い相場感になっているのは否めません。しかし、もともとこのRTS用に開発され現在でも絶大な人気を誇るヤシカ・コンタックス（ヤシコン）レンズは今でも買取相場も高いので、レンズをお持ちの場合は一緒に査定に出して頂くと、高い査定が出る可能性が高いです。
3代続いたコンタックスの一眼レフフラッグシップ
RTS
1975年発売。新生コンタックスの記念すべき最初のカメラ。電子制御のシャッターや絞り優先AEなど、いち早く電子技術を盛り込んだ。
RTS ゴールド
コンタックスブランド50周年を記念して発売。プラナー 50mm F1.4 レンズのゴールド版も同時に販売され、ボディもレンズも金ピカな非常に豪華なモデル。本体はトカゲ革張り、桐箱入りで当時の販売価格はレンズとセットで約60万円。
RTS II
1982年発売。正式名称はRTS II クォーツ。CPUを搭載して精度の向上がはかられた。その他、TTL自動調光、シャッター幕のチタン化などの性能アップが施された。
RTS III
1990年発売。秒間5コマ連写のモータードライブを搭載し、前身2台とは外観が大きく変更。フィルムを圧板に吸着させ平面性を確保するRTVシステムなど最新技術も搭載。最高速シャッター速度も1/8000秒に。
これで買取査定額アップ！！コンタックス RTS (II, III)を高く売るコツとは？
ミラーずれに注意
コンタックスの一眼レフに共通する問題ですが、ミラーずれの症状が発生することが結構あります。経年劣化で発生してしまうので仕方ない側面もありますが、注意が必要です。
状態が良く元箱などが付属しているものは大幅査定アップ
基本的にはあまり高くない買取相場ですが、状態が非常に良く当時の元箱や冊子などがまだ残っているものは、査定も通常の中古の状態の個体よりも大幅に査定アップとなります。
※上記チェックポイントはあくまでも当店の基準となります。
くらべて分かる！イシイカメラのコンタックス RTS (II, III)の高額買取価格！
もちろんコンタックス RTS (II, III)も高額買取いたします！他店参考価格と比べてみてください！
コンタックス RTS
【イシイカメラ最高買取価格】15,000円
大手カメラ店参考最高買取価格 約10,000～13,000円
コンタックス RTS ゴールド + プラナー 50mm F1.4 レンズ
【イシイカメラ最高買取価格】180,000円
大手カメラ店参考最高買取価格 約100,000～1500,000円
コンタックス RTS II
【イシイカメラ最高買取価格】23,000円
大手カメラ店参考最高買取価格 約18,000円
コンタックス RTS III
【イシイカメラ最高買取価格】30,000円
大手カメラ店参考最高買取価格 約20,000～25,000円
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【機種紹介】コンタックス RTS とは？
数々の銘レンズを生み出した新生コンタックス最初のカメラ
現在、コンタックスと言えば、ヤシカにライセンスが譲渡され（その後に京セラが吸収）日本で製造されたカメラを指すことが殆どですが、その記念すべき最初のモデルがこのRTSです。ボディはヤシカ、その外観をポルシェデザイン、そしてレンズはカールツァイスが設計と、非常に力の入ったデビュー作でした。
その後、新生コンタックスは、G1・G2のレンジファインダー、コンパクトカメラのTシリーズや645中判カメラなども発売し、現在ではそれらの方が圧倒的に人気が高く中古相場も高くなっており、RTSシリーズはやや影が薄くなっています。
しかし、このRTSのために生まれたヤシカ・コンタックスマウント（Y/S、ヤシコン）のレンズ群は、数々の銘レンズを生み出し、現在ではオールドレンズの代表格となって今でも絶大な人気を誇っています。そういった意味では、RTSは偉大な一台だったと言えるでしょう。
